昭和に生まれて

思いのままに

韓国民への「とんでも提言」

 結論から先に言いましょう。

「韓国と北朝鮮を一緒にして、その統治の全てを100年間ドイツに委託する」と言うものです。 次にその意味を説明します。

 

李氏朝鮮時代末期、朝鮮を訪れたイギリスの女性旅行者がいた。名をイザベラバードと言う(韓国ではイザベラビショップの方がわかるのかもしれないが)。この女性は日本、朝鮮、中国を旅行し旅行記を出版している。朝鮮には数度訪れ、鋭い指摘をしている。ご存じの方も多いだろう。その彼女の朝鮮に対する結論の中に、朝鮮人は支配者層が酷すぎると言うのがある。ロシア領に逃げた朝鮮人が、ロシア人、中国人に伍して働き、良い評価を得て、ソウルでは見られない立派な家に住み、清潔な環境で過ごし、女性も笑顔で生活しているとわざわざ確認しにロシア領まで行ってきた。結論として、朝鮮人は怠け者ではなく、体格も良いし、外国語も良く覚えるし、支配者層の苛斂誅求な行動が無ければ、能力を立派に発揮できると言うのである。そして、外国人に支配してもらった方が国民は幸せになれると言っている。

 

 現在の韓国、北朝鮮の支配者層は、この李朝朝鮮時代の支配者層のやり方から全く抜け出していない。35年ほどの日本統治時代を経ても変わることなく現在の朝鮮半島に、色濃く残っている。韓国の若者は「ヘル朝鮮」と嘆き、コネ社会の非道さに憤慨し、北朝鮮は支配者自分の身を守るためとロケット遊びに金をつぎ込み、国民が飢餓に苦しもうが、非道な仕打ちに命さえ奪われようが省みることすらない。

 

 韓国も北朝鮮も祖国統一には異論がない。ただし自分の国が政権を取り、自分の国の方式で統一を考えている。ここで、必ず争いが起きる。李氏朝鮮時代の権力闘争がさらに大げさに起きる。 それを避けるために韓国人が尊敬するドイツ人に、政権を預け、望ましきこれからの国家のモラル、教育、経済等根本的に再検討してもらう。 世界的に信任の厚いメルケル元独首相が、現在フリーでいる。メルケルさんに統一朝鮮の信託統治大統領になってもらい、配下に一万人位のスタッフを呼んでもらう。それを引き継ぎ100年間(35年では修正されなかったので)継続する。それから徐々に統一朝鮮人に統治を引き継ぐ。

 

 北朝鮮をこのとんでもプランに引き込むのは、至難の業か?